電車内など、人前でバッグを漁ってコンパクトミラーを取り出すのは面倒だし少し恥ずかしい・・・
そんな時に役立つのがスマホを鏡(ミラー)に出来るアプリですよね。
バッグからミラーを取りだすのではなく、スマホをチェックするフリをして、さり気なく身だしなみを確認。
反転(リバーサル)や拡大鏡(ズーム)が出来る機能があるのも便利なポイントです。
※なぜ反転機能が便利なのか?ということが、記事タイトルのネタバレに繋がります。後ほど解説しますね!
そんな鏡アプリは人気が高く、AppStoreやGooglePlay等のアプリストアに、たくさんのアプリが並んでおり、どれを選べば良いのか迷ってしまうところ。
私はアプリ開発者として、世の中にどんなアプリがあるのかチェックをしているのですが、鏡アプリはその多さにどれを入れるか迷ってしまい、20本くらいの鏡アプリをダウンロードしてしまいました。
ホーム画面にたくさんのアプリが並ぶので、関係ない他のアプリも探しにくくなるという、「あるある」な状態に。
ダウンロードしなくても使える鏡アプリがあったら良いのにな・・・と思い立って、アプリを作ってしまいました!
今回は作成したアプリの紹介と、他の鏡アプリを試したり研究したりする過程で気づいた、鏡アプリを使うメリットをご紹介できればと思います。
- 鏡アプリを使うと何が便利なのか知りたい!
- ダウンロードしなくても使える鏡アプリを探している!
- パソコン、Webカメラでも鏡アプリを使いたい!
当方、男ですが、背伸びして女性の気持ちになってみてアプリを研究、作成してみました。
何かおかしなことを言っているようでしたら、コメントなどでご指摘いただけると大変ありがたいです。
それではよろしくお願い致します。
本物の鏡と比べた、鏡アプリを使うメリット
まずは、鏡アプリによくある機能と、本物の鏡と比べた時のメリットを紹介させていただきます。
相手に見えている自分の姿をチェックできる、反転(リバーサル)機能
本物の鏡には出来なくて、鏡アプリには出来ること。
それは、「相手に見えている自分の姿」を確認できることです。
つまり、反転機能です。
…ちょっとよく分からない、という方のために、画像で説明しましょう。
分かりやすいように、顔や姿ではなく、文字を鏡に映すとどうなるか確認してみましょう。

はい、このように反転しますね。
実際に見ている世界に対して、鏡の中の世界は反転しているので、鏡を通して見る世界は、実際に見ている世界と同じではないのです。
では、これを文字ではなく、人に当てはめてみます。

上の2つの写真は、左側が元の写真、右側はそれを反転処理し、鏡に映った状態を再現したものです。
同一の方なのですが、少し印象が違って見えませんか?
感想はいろいろあると思いますが、いずれにしても、本物の鏡だと、右側の、反転した姿しかチェックできません。
ところで、反転した姿しかチェックできないことの、何が問題なのでしょうか。
例えば、写真を撮るときを考えてみてください。
「鏡で髪をセットしたりメイクをしたときはカンペキだと思っていても、なぜか写真写りが悪かった…」と思った事ってありますよね。
それもそのはず、左右反転した状態でカンペキな状態は、もとの状態でもカンペキとは限りません。
このことは、写真写りが悪く感じる原因の一つと言われています。
しかし!鏡アプリには反転ボタンがあります。
鏡の状態をさらに反転することによって、反転していない状態(実際に他の人から見える姿)に戻して確認できるのです!
記事タイトルの答え合わせになりますが、左右反転していない本当の姿が、鏡アプリではボタン1つで簡単に確認できるのが便利ですね。
人前でもこっそり身だしなみをチェックできる

混んでいる電車内などで、カバンの中のミラーを取り出すのはかなり面倒、というか不可能に近いです。
また、他の人と食事に行って、食後のチェックで鏡取り出してみたりするのは、すこし恥ずかしいものです。
なぜ恥ずかしいのか、うまく説明できませんが、あの感覚は何なんでしょうね…
鏡アプリを使うと、手元のスマホをチェックするフリをして、こっそり自分の身だしなみをチェックできる、というのも、本物の鏡にはないメリットです。
目元など細かいところを確認できる、拡大鏡(ズーム)機能
目元などのメイクをするときに、拡大鏡を使うと思いますが、出先では持ち合わせていないこともあると思います。
普通の鏡で細かいメイクをしようとすると、近くのものを集中して見ることになるので、目が疲れる、という事はありませんか?
たいていの鏡アプリには、こんな時のために、拡大鏡機能が付いています。
拡大鏡機能を使えば、スマホにべったりと顔を近づけなくても、目元など細かい箇所を拡大してチェックできるので、楽にメイクが出来ると思います。
ダウンロード不要の鏡アプリの紹介
便利な鏡アプリに、一つだけ欠点があるとすれば、それは「ダウンロードが必要」ということ。
スマホにはたくさんのアプリや、写真や動画などが入っていますから、つぎつぎとアプリをインストールしていくと、容量が足りなくなったり、ホーム画面からアプリを探せなくなったりなど、困ったことも起きてきます。
できればダウンロードするアプリは減らしたいものですよね。
私もそう思ったのと、最近Webアプリの開発を始めてみたので、鏡アプリを作ってみました。
Webアプリは、「Webブラウザで動くアプリ」です。
細かい説明は省略しますが、とにかく「ダウンロードしなくても使える」のです。
さきほど説明したような、反転機能、拡大機能も、もちろん使えますので、もしダウンロードするアプリはなるべく減らしたい!という方は、ぜひお試しください。
また、ブラウザで動く、という事は、PCでも動きますので、パソコンのWebカメラで鏡アプリを使いたい、という方も、ぜひお試しください。
以下、簡単な使い方をご紹介します。
はじめかた
- Step 1サイトにアクセス
ダウンロードは不要です。以下のリンクからサイトにアクセスして下さい。
- Step 2カメラ使用を許可する
カメラ使用の許可に関するダイアログが表示されたら、”許可”を選択してください。(この時の表示は端末やブラウザによって異なります。以下はiPhoneの例です。)
iPhone、Safariの例
なんと以上2ステップでお使いいただけます!
反転(リバーサル)機能のつかいかた
反転機能をONにする場合は、画面の上のほうにある回転アイコンをタップまたはクリックして下さい。

回転アイコンが黄色に変化したら、表示されているカメラ映像が左右反転します。

拡大鏡(ズーム)機能のつかいかた
拡大鏡で拡大を行うには、画面上のほうにあるスライダーの●をタップまたはドラッグし、右方向にスライドさせてください。

一番左の位置が等倍で、一番右端の位置(最大)が6倍です。
注意点:明るさ調整について
以下の電球アイコンをタップまたはクリックすると、

画面の上下を真っ白にするという方法で、スマホ画面をフェイスライト代わりにしようとしておりますが、

端末機能で画面を明るくして頂くほうが効果が高いので、お使いの端末機能での調整をおすすめします。(調整箇所は各端末により異なります。)
明るさ調整に関して、他のアプリだとアプリから直接調整できますが、ブラウザアプリからだと調整できなかったですね。悔しいです。

まとめ
いかがでしたか?
今回は作成した鏡アプリを使うメリットと、ダウンロード不要の鏡アプリをご紹介しました。
最後に、しつこいですが、もう一度拙作のアプリへのリンクを張らせて頂きます。
もしよろしければお試しを!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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